リンク格差社会 ~ウェブ新時代の勝ち組と負け組の条件~ (マイコミ新書)の感想
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今から3年前の2007年に発売されたマイコミ新書のリンク格差社会 ~ウェブ新時代の勝ち組と負け組の条件~ (マイコミ新書)を今更ながら書店で購入し、読破しました。
この本は一言で言うと
ネットワーク社会の構造から生じる格差社会を分析
している本です。
1990年前後に冷戦が一度終結しインターネットが市民に開かれてから、いわゆる「ネットワーク社会」が本格的に訪れたのですが、今日起きている「格差社会」とはアナログにしろデジタルにしろネットワークから生じているという点があります。(一度冷戦終結と申し上げたのはミヒャエル・ゴルバチョフ元大統領(ゴルビー)が「まだ冷戦は終わっていない」とテレビで発言したからです)
そのネットワーク社会の形成を担う方法論の1つがSearch Engine Optimization(SEO対策・検索エンジン最適化)だったりするのですが、この理論はグーグルのページランクが元となっており、リンクネットワーク、つまり
リンクされているウェブページほどより検索上位に位置する
というマーケティングが生まれ、グーグル並びに検索エンジン各社はこの方法論を用いることにより人間心理を利用し、良くも悪くもSEOマーケットを生み出し、多額の利益を得ています。
簡単に言うと人から支持される人ほど成功者になるということなのですが、この理論はフェイスブックやツイッターによってそろそろ崩されていくのではないかと思われます。むしろリンクではなくツイッターで言う「フォロワー」が「リンク」に置き換わってまた「富の移動」が始まるのではないかと思うのです。
なので、今から読んでも十分に価値がある本なのですが、リンクのところをフォロワーというふうに置き換えるとこれから先の時代で成功するヒントを得られる一冊ではないかと思います。
価格:819円(中古本あり)
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2010年8月20日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:書評


